決済端末「Verifone」は、POSベンダー様にも多くのメリットが!

POSと連動させることで、加盟店様にさまざまなメリットをもたらすマルチ決済端末「Verifone」ですが、実はPOS連動をするにあたりPOSベンダー様にも多くのメリットをもたらします。

果たしてどんなメリットなのでしょう。POSには対面式や自動精算機、券売機などさまざま種類がございますが、当記事ではVerifoneとの連動で、POSの種類を問わずPOSベンダー様に生じる共通メリットをご紹介します。

【1】VerifoneとPOSの連動の流れ

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まずはPOSベンダー様と、Verifoneを取り扱う決済サービス「PayCAS」の間で、連動開発がどう進められるかをご紹介。

PayCASは、POSベンダー様から詳細なヒヤリングを行った後、開発仕様書および連動モジュールをご提示します。連動の技術的な部分に関しては、Verifoneの日本総代理店であるVesca社がサポートいたします。

それをふまえたうえで、POS連動におけるPOSベンダー様側のメリットを挙げていきます。

 

【2】連動におけるPOSベンダー様のメリット

連動モジュールが用意されている

前述のとおり、POS連動にあたりベンダー様には、連動用のモジュールが提供されます。したがって、連動の設計をゼロから行う必要はありません。

 

ほぼすべてのPOSと連動可能

Verifoneが、ほぼすべてのPOSと連動実績がある点も、大きなアドバンテージとなります。

まずモジュールに関しては、OCXとJavaScriptに対応するため、Windowsから、iOS、Android、さらにはブラウザ上で作動する機種に至るまで、すべてに対応可能です。

また接続方法に関しても、従来型のRS232Cケーブルはもちろんのこと、LANケーブルやWi-Fiでもつなげられるインターフェースとなっています(※)。たとえばCCT端末では、RS232CのインタフェースしかなくてタブレットPOSとは連動できない、というケースが見られますが、VerifoneならタブレットPOSとも問題なく連動できます。

※Verifoneの機種により、接続用のインターフェースは異なります

さらには会計時のオペレーションに関しても、一般的な係員操作型、顧客操作型、係員見守り型セルフレジ、完全無人型セルフレジ、会計前払い型、会計後払い型などなど、考えられるすべてのオペレーションスタイルのPOSと連動実績があります。

以上のことからVerifoneなら、どんなPOSであっても新たな連動設計をすることなく、実績をベースとした開発が可能です。

 

電子マネー検定までの期間とコストを大幅に圧縮

POSと決済端末を連動させる際には、電子マネー検定を通過する必要があります。検定のノウハウがない場合、検定の要件定義を満たすのに長い期間と大きなコストがかかってしまいがちです。

一方、PayCASでPOS連動する場合、電子マネー検定は総代理店であるVesca社が間に入り行います。Vescaではこれまで幾度となく電子マネー検定を請け負っていて、たとえば「POS側の決済ブランド選択画面では、ブランドのロゴを使用しない方がベター」といった検定ノウハウが蓄積されているため、POSベンダー様はそうした知見をベースに連動開発することで電子マネー検定の要件定義を満たせます。

したがってPayCASであれば、電子マネー検定を通過するまでの期間と費用を、一般的な水準の半分以下に抑えられることが普通です。

※CCT端末の場合、電子マネー検定は必要ありません

 

端末とアプリが同一ベンダーなのでサポートが万全

決済端末のベンダーと、端末を動かすアプリのベンダーが別々であることが一般的ななか、Verifoneの場合、Vesca社が端末ベンダーであり、アプリベンダーでもあります。したがってハード面とソフト面のサポートをワンストップで行え、両者をまたがった問題にも柔軟に対応できます。またPOS連動のモジュールの提示はもちろん、各種Q&Aにも対応し、サポート体制は万全です。

 

POS提供以外の業務を一括で任せられる

PayCASのスキームでは商談・調整・取次をPayCAS側が行います。したがってPOSベンダー様は、POSのご提供以外の業務を、基本的にPayCASに一括して任せられます。

もちろん、多くの工程に携わることで売上を高めるという考え方もありますが、「POS連動に必要となる複雑で不慣れな工程をなるべくお任せしたい」という場合には、PayCASのスキームはとても重宝します。

 

マルチ決済対応でPOSの商品力を高められる

「クレジットカード、電子マネー、QRコードのすべての決済方法に対応した端末を置きたい」という加盟店様のニーズは、日々高まっています。その点でVerifoneは、マルチ決済端末としてそれらの全決済手段に1台で対応でき、それが大きな強みとなっています。加盟店様にVerifoneと連動したPOSをご提案できることで、POSベンダー様の商品力や販売力が高まることうけあいです。

以上のように、POSベンダー様に多くのメリットをもたらすVerifoneですが、さらに詳しく見てみると、たとえば「セルフレジ」「タブレットPOS」「対面型POS」など、POSの種類によってもさまざまなベンダー様メリットが挙げられます。そちらを紹介した以下の記事もあわせてお読みください。

POSベンダー様から見た決済端末「Verifone」の魅力をPOS別に紹介